2023年のKing & Princeへ。

 

怒涛も怒涛の、1年だったなと思う。

King & Princeが大きく形を変えた2023年、忘れられない年になった。

『転換期』と一言で表現してしまえば簡単だけれど、2024年もKing & Princeと並走する為にはまず2023年を記録しておかなくてはと思い、久しぶりにブログを書くに至った。

 

▶︎ 5/23 以前、以後

1年を振り返るにあたり、記録と記憶のために使っている自分のX(旧Twitter)を振り返って読んでみたのだが、23年初期はとにかく感情のジェットコースター感が凄い。

正直なところ、私は5/23以前の記憶がところどころ薄れてきている感が割とある。

それは私が今もグループを続けている海人くんのファンだからとか、5人に対しての気持ちが浅いからとかではなく、単純に5/23以降の供給の多さがそれを上回った、悲しい思い出を消し去って(薄れさせて)くれた感があるからだ。

そして私は自分の性格上(アイドルを推す以前の普段の生活でも)『決まったことは仕方ない』『人の気持ちは動かせない』を信条にしているタイプの人間なので、23年が明けた頃には「5人の最後を見逃さないぞ」「2人になってもいっぱい後押しするぞ」という気持ちでいたし、何より、22−23のカウコンで海人くんがドームに集まった大勢のお客さんと先輩後輩の前で発した「(2023年も)愛していただけるKing & Princeであるために沢山努力する」という言葉に強く強く胸を打たれていた。

海人くんが言う『努力』をこの目で見届けたいと思ったし、愛していただけるKing & Princeの一部と誇れるようなファンでいようと元旦から心に誓った。

この時期の感情を言葉にするのは中々難しいが、『全員幸せになってくれ』、この想いに尽きた。

(半年の時間を経て2人も3人もそれぞれの活動を進めているのを見て、全員幸せになってという願いはある意味では達成できているのかなと感じる)

 

日を跨ぎ、5/23になってからのKing & Princeの走り方は、それはもう猛ダッシュ&トップスピードといった感じだった。

「気持ちを整理する時間もくれないの…?」という意見も散見していたが、一度立ち止まると再度走り出すのに重労働を課されるのも確かなので、私はあのやり方で良かったと今も思う。

特に『脱退劇』などとセンセーショナルに評されていて、憶測も曲解も飛び交っていたあの時期なら、立ち止まったところでそれが払拭されるわけでもない。

時間は有限で、しかもまだ24歳の若者の貴重な時間だ。やっぱりあのトップスピードは正しかったと思う。

アー写の更新で幕を開け、FC向けの動画、YouTube生配信、新曲発売発表、5周年のロゴ解禁など、たった1〜2日で新しい供給がどどんと舞い込んだ。

「ありがとう!」と「最高!」をX上で大声で叫びながら、次の瞬間には冷静になった頭で「どんだけ前から準備してたんだこの量…」とただただ感服していた。

この後にも、イベント・アルバムの発表など更なる供給ラッシュが来るのだが、その全てに『準備』が存在していること、とにかくこれが私が2人を含むキンプリチームのプロの仕事っぷりを感じた点であった。(だってこの準備には「ファンへの愛」しかないのだから。こんなに嬉しい愛の形はない)

 

▶︎ King & Princeの現場から

2023年は、私にとってKing & Princeの現場デビューの年でもあった。

初めては、7/2に行われた「King & Princeとうちあわせ」。

単身で乗り込んだ有明アリーナ。席は、前から数列目、しかも花道の真横の場所だった。(「あなたのKing & Princeの運はこれで使い切りです」と神様から言われた気分だった)

スライドアップでステージに現れた2人を見て、何も言葉が出なかった。

「人間、感動すると本当に声が出なくなってしまうんだな…」とやけに冷静な頭で感じていたのを覚えている。

初めて目にする海人くんは、華やかで、キラキラしていて、大輪の花のような人だ…と思った。

一瞬一瞬全ての海人くんに感動し、目に焼き付けたので、今だにこの時のことをきちんと言語化できないのだが、悔いはない。

それと同時に、相方である永瀬さんのカッコよさにも脳をブチ抜かれた気分だった(言葉は悪いが本当にブチ抜かれた)

粗方どこにいても肉眼でその表情が分かる有難すぎる席だったのだが、質問コーナーで当たったファンの方に向ける「ん?」みたいな顔をモロに見てしまって、私の方が卒倒しそうだった。(私が質問者で且つ永瀬担だったら確実に倒れている)

 

2度目の現場は「King & Prince LIVE TOUR 2023 〜ピース〜」。

うちあわせの昼公演に参加していた為、このライブツアーの初解禁の場にも立ち会ったのだが、発表時のファンの歓声が耳に残っていたし、発表後に2人が見せた安心したような顔も忘れられなかったので、その答え合わせになるこのツアーにも参加できたことは本当に幸運で、有難いことだったなと思う。

事前に発売されていたアルバムは、全曲に想いや拘りを感じられる1枚で(以前から感じていたがKing & Princeは全曲に対する思い入れが本当に凄い)、すぐにお気に入りの1枚となり、毎日聴き込みまくって当日を迎えた。

ステージを端までしっかり使って沢山の人に手を振る2人は眩しかったし、うちあわせよりも遥かにいろんなジャンルの曲をパフォーマンスしてくれて、それはもう圧倒的に目が足りない2時間だった。

その公演の最後の挨拶で海人くんは「人生の中の大事な一瞬に、僕の廉のKing & Princeを選んでくれてありがとう」と話していた。

反射的に「それはこちらがありがとうだよ…」と、5/23から恒例になりつつある、ありがとう合戦を始めそうになった。

確かに2人を応援することを選んだのはこちらではあるけれど、King & Princeという形を守ったのは2人じゃないか、と。

形のないものを選んだりはできない。やっぱり「こちらがありがとう」だ。これは譲れない。

 

▶︎ King & Prince(私的)ベストアクト2023

2人はライブ以外にも沢山のパフォーマンスを見せてくれた。

まず、なんと言っても新体制のお披露目となった6/5のCDTVだ。

2人の姿はそれこそ5/23には既に目にしていたし、楽曲の解禁も既にドラマのEDで済んでいて、希望や期待を持ち合わせていたことは確かだが、いざ2人の姿を見たら居ない人たちの隙間を見てしまうんじゃないか、とか、物足りなさみたいなものを感じてしまったらどうしようとか、とにかく落ち着かない気持ちでいた。

だが蓋を開けてみると、それは本当に杞憂であった。

なにものでは音源だけでは味わえない2人の多幸感みたいなものをその姿に感じ『2人らしさ』を大いに味わったし、名もなきエキストラでは今までには全く想像できなかったバンドスタイルでのステージングや2人のハモリを取り入れた歌唱など『新しさ』で脳を揺さぶられた気分だった。

『らしさ』と『新しさ』を初披露の場でバランス良く届けたKing & Princeに、私はテレビの前で心からの拍手を送った。

 

そして、今年のKing & Princeのパフォーマンスを語る上で避けて通れないのは、同じくCDTVでその後披露されたichibanだ。

この日のラインナップに、ichibanが入っていた時の驚きは忘れられない。(TLの驚きも凄かった)

今となっては2人に顔向け出来ないほど失礼な話なのだが、ichibanをやるという選択肢がまだ2人の中にあったんだ…というのが本音だった。加えて、やるとしたらもっと先だとも思っていた。

楽曲や振り付けとの出会い、影響力など、この曲がKing & Princeにもたらした功績や彼らが手にした『武器』はとても多いと理解していたが、体制が変わった今、その武器は一旦宝箱にしまい、すぐに取り出すことはせず『伝説の武器』的な扱いを今後するのだろうと、勝手に思っていた。(あまりこういう言い方は好まないが、5人時代の遺産、的な。)

けれど、その予想は粉々に蹴散らされた。2人はその武器を、2人だけのものにパワーアップさせようとしていた。

事前のインタビューでは「今、ichibanをぶちかましたい」という強いワードを用いながら、海人くんがこの選曲に対する気持ちを語っていたし、何より印象的だったのが、ichibanを迎えるまでのファンの雰囲気(空気感)だ。

このCDTVが放送される約10日前、ミュージックステーションで彩りが披露されたのだが、これもまた5人時代の曲をテレビでパフォーマンスするのが初めて、という機会でファンからはどこか心配や緊張の声も多かった気がする。(あくまで私の体感だが、ネガティブな心配というより、子供の発表会を見守る親のような可愛いあまりに心配してしまう応援の一種、という感じ)

でも、ichibanをパフォーマンスする前の雰囲気は、それはもう多くのファンが本人以上に燃え上がっていた。

その決断や覚悟に言葉は要らないと、心に火を付けられた瞬間だった。私も「いったれ!!!!!」という気持ちだけだった。

2人がダンサーを引き連れて披露したichibanは、文字通り”脳裏に焼き付くパフォーマンス”だった。

情熱的にガツガツ踊る姿が印象的だった海人くんはそのスタイルに余力やスタイリッシュさを纏わせ、指先まで美しいしなやかなれんれんのダンスには“青い熱”みたいなものが伴っていた。

やり切った2人の表情や言葉に私も大いに熱くなったし、「手にした武器を捨ててたまるか」というような2人の姿に、King & Princeへの『自信』がひとつ増した瞬間だった。

 
▶︎ 楽曲との出会い

個人的に(海人担として)嬉しかったのは、海人くんの自作曲が2曲も世に放たれたことだ。

新体制初シングル「なにもの」のFC限定盤に収録された『話をしようよ』、新体制2枚目のシングルとなった「愛し生きること」に収録された『1999』、この2曲は海人担の私からしたら宝物のような2曲になった。(好きな人の手や頭から生み出された詞や曲は宝物以外の何者でもない)

特に、1999の「僕がいて きみがいた 意味も嘘もない」というフレーズは、これから自分がどんな感情に苛まれようと、何か自分の都合の良いものに頼りたくなろうと、確実に頭に浮かんできて既の所で私を引き止めてくれる、そんな大事なフレーズになったと思う。

 

2人での楽曲も沢山増えた1年だった。

シングル2枚とアルバム1枚、曲数にして25曲。ソロ曲も各自1曲ずつ誕生した。

この25曲を、一体いつから選曲し、レコーディングし、パフォーマンスの準備をしていたんだろうと考えると頭が下がる思いだ。

私はその中でも、アルバム「ピース」に収録されているHappy ever afterは、この1年のふたりを体現するのに最も適した1曲だと感じている。

もちろんこの曲はふたりが作詞したわけではないので、歌詞=2人の総意、と捉えているわけではないが、この曲を聴いた時、自分の深いところでまだ少しだけ残っていた暗い場所をパッと照らしてリセットしてくれた感覚がしたのだ。

「運命じゃなくたって あなたが良くって」「僕らが燃やす命 ねえ、短すぎるね」「見つけてくれて ありがとう」…

永遠はないと、時間は有限だと、メンバーとの別れで知ることになってしまった2人が、今もKing & Princeを続け、自らのパフォーマンスでそれを証明し続けている姿にぴったりの歌詞だと思う。

余談だが「あなたって不思議な人ね 僕のいやな僕も素敵だと笑ってくれるの」という冒頭の海人くんのパート、これは(特に523以降)海人くんを常に真っ向から肯定し、いつもカラっと笑ってくれる相方に向けてのフレーズだと感じてしまい、初めて聴いた時からめちゃくちゃに泣けた。

 

▶︎ 相方・永瀬廉

その相方である永瀬廉さんにも、その言葉の数々で私はこの1年何度も助けられた。

1月からドラマ出演のあった永瀬さんは23年初頭から沢山の媒体に出ていた。

中でも私が印象的だったのは、1/9に放送された『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢かなえたろかSP』だ。

視聴者の夢を叶えるという企画にちなんで“叶えたい夢”を問われた彼は「今年もファンの人に会いたい、ライブツアーをしたい」とはっきり答えたのだ。

グループの体制変更を発表して数ヶ月、ファンは悲しみ、時間と共に憶測や誹謗中傷は広まり、新しい年を迎えたとは言えグループのその後に自分たちも周りも言及するような時期でもなかったあの時、真っ先に永瀬さんが未来のことを発信し始めた。

5人の夢とも2人の夢とも取れるその夢を、変に包み隠さずはっきりと口にする姿に、ただただ感動してしまったことを覚えている。

5人の最後の時も、表面上は涙を流さず笑顔を届けてくれたこと、『最後まで楽しむ』という自らの目標を体現している姿を見て、海人担の私は「ああ、この人が海人くんの相方になるのって、なんて素晴らしいことなんだ」と感じた。

新体制になってからも、相方やファンを『よく見て・よく聴いて・ちゃんと伝える姿勢』みたいなものを要所要所に感じて、その誠実さは永瀬廉のアイドルとしての大事な指針なのだなと心から思った1年だった。

(廉くん呼びから、胸を張ってれんれん呼びが出来るようになるくらいは、今年私はれんれんのことが大好きになった)

 

▶︎ King Kidsがもたらしたもの

2023年も暮れに差し掛かった12/14、何の前触れや匂わせもなく突如爆誕したのが、先輩・KinKi Kidsとのコラボで生まれた“King Kids”だ。

前の記事で記述している通り、私が海人くんに出会ったのはKinKi Kids経由なので、2組のコラボはまさに夢が叶った瞬間だった。

KinKi Kidsのレギュラー番組にれんれんがゲストで呼ばれた際「同じデュオだし、なんかコラボ出来たらいいね」と言い合うという、よくある流れがきっかけで決まったこのコラボだが、KinKi Kidsのファンでもある私がこの件で思い出したのが、この回のED、最後の最後にこういちさんが言った「(今後)2人でいろんなことを体験すると思う、それを後で『だよね〜!』って話せるようになるのが待ち遠しい」という言葉だった。

私が知る限り、光一さんは未来の話や約束みたいなもの(そうと捉えられる発言)はあまりしない。

その姿勢の裏側には『常に目の前のことが全て』という理由や、希望を言っても叶えられないこともあるという過去の経験があるということをキンキファンとして理解しているので、光一さんがれんれんにそういう発言をしたことに当時結構驚いた。

しかも、光一さんによくある照れを隠すような戯けたトーンではなく、希望に満ちた言い方や表情でそれを言ってのけていた。

この時私は「光一さんは思った以上に、自分たちと同じデュオの誕生を喜んでいるのかもしれない」と思った。

人数変動やそれに至る経緯云々の話ではなく、同じデュオとしてどこか同志のような気持ちでいて、だよね〜!と言い合えそうな後輩の存在をシンプルに喜んでいるのではないかと。

だからこそ、あの一言を忘れずに裏で計画を進めていたという話を聞いた時もすんなり腑に落ちたし、出来上がったものが最高クオリティであった結果にも頷けた。

剛くんに関しても、後輩の楽曲を心から楽しんでいる様子が見て取れたし、どこか後輩2人を包み込むような優しさを感じられた。(そういえば剛くんは最初から2人に対して「寄り添いますよ」と言ってくれていた人だった)

King & PrinceはKinKi Kidsとは20歳も離れた、アイデンティティも成り立ちも何もかもが違うデュオで、私自身、ここが似てるなと思うことはあっても、全て重ねて見たりはしない。どちらも自立した素晴らしいデュオだ。

でも、このコラボはKing & Princeにとって、そして実はKinKi Kidsにとっても、非常に貴重な時間だったのではないかと思う。

贔屓目なしで言うと、パフォーマンスもトークも最高に相性の良い2組だったので、またどこかで巡り合ってほしい。

 

▶︎ 綴る、が止まった理由(ワケ)

実はここまでの記事を書いていたのは12月の最後の週で、その後私はこの記事を更新できずにいた。

理由は、その少し前に海人くんのプライベートに関する記事が出てしまい、どこか真っ直ぐな気持ちで言葉を綴ることが出来ないでいたからだ。

私自身、アイドルのそういう側面についてあまり興味がない(”偶像”を推しているスタンスが大きい)ので、真偽の程が不明なこのことについてそこまで大ダメージは受けなかったのが本音だが、界隈はかなり揺れていたし、TLもあまり良い空気感とは言えなかった。

時に海人くん自身の過去の言葉や姿は否定され、SNSのコメント欄にも誹謗中傷と取れるものが相次いだ、らしい。

ここで『らしい』と使うのは、実は私自身がそれを目にしていないからだ。

(公式SNSのコメント欄が荒れている“らしい”のだが、私はそれをあえて見に行かないことで『知らない』を貫き通すことにした。ご都合主義や逃避ではなく、事実か分からないという気持ちでいるのにそんなものを見てしまったら誰かの悪意に心が染まってしまうと思ったからだ)

どちらにせよ、TLがどこか不穏な空気感のまま年末を迎えることになってしまったことは事実だった。

 

▶︎ そして2023年大晦日

師も走る12月だ。時は止まらないまま、3部作に分かれた「King & Princeとおおみそか」が始まった。

第1部の『あそぶ』、正直なところ1時間程度2人がトークをしたりゲームをしたりの企画だと思っていたので、後輩や外部の俳優さんをお招きしての2時間半超えの大型企画だとは思わなかったし、そのVTRを流している間、当の2人はドミノ作成に挑戦しているという。頭が混乱した。

 

第2部、FC動画にて公開された『ふりかえる』で、不穏なまま大晦日を迎えていたTLが大きく姿を変えたと感じた。もれなく私もそうである。

2人が食事や会話を楽しみながら、文字通り2023年を振り返っていくのだが、新体制からのことだけでなく、体制変更を発表した22年11月からのことを赤裸々に話していてくれていて、「あの日のMステどんな気持ちだった?」とか「あの時期はどういう想いで活動してた?」など、ファンが今まで想像に想像を重ねて憶測でしか話せなかったことを、きちんと紐解いてくれていた。(こういった、ある種の答え合わせ的なものをリアルタイムではなく何ヶ月か後にするところも、2人の賢さやブランディングの深さを感じた)

FC限定動画なので細かい描写は避けるが、2人それぞれに葛藤や悲しみがあったようで、(脱退に関すること以外の項目でも)きちんと本人の口から「キツかった」と聞けたことは大きかったと思う。

残る側となった2人はどちらかといえば前向きに、時にファンの曲解を優しく説いたり誘導しながらポジティブに活動していた印象があったので、こうした痛みの側面を聞くと、当たり前ではあるがファンである私たちより何倍も、何百倍も辛かったんだな…と改めて感じた。

ただ悲しみを振り返るだけでなく、どういうマインドに変わったか、今にどれくらい満足しているか、これからどうしていきたいかなど、フォローも十分にあり、お守りになるような言葉を沢山聞けた企画であった。

あの約2時間の動画を23年中に見れたこと(チームが公開してくれたこと)に感謝したし、新しい年を前に気合いが入った瞬間でもあった。

 

例年のカウントダウンライブの代わりに催された第3部『としこす』では、朝からのドミノ作業で少しお疲れ気味?で謎テンションも少し加わった2人のどたばたカウントダウンが見れた。

年越しそばにハンバーグをどーん!と乗せる暴挙に出た海人くんや、そのハンバーグでチクチク小競り合いを仕掛けていたれんれんを見て、一緒に見ていた家族が「今キンプリってこんな感じなの…?」と大笑いしていた。(今はこんな感じだよ、と胸を張って言えた)

2人とチームが長時間かけて作成したドミノは大成功を納め、最後には『King & Princeとうちあげ花火』が発表された。

花火とKing & Princeの楽曲を融合させた新しいイベント、とのことだが、予想の遥か上をいく新しい企画だった。

これが2人の言う「24年はファンと一緒にもっと楽しいことしたい」なのだ。

当たり前を突然失った私たちファンに未来の約束をすることで安心を届けてくれているような気もする(事あるごとに揺れるファンを気遣う気持ちも勿論有難いし頼ってしまうこともある)のだが、ファンを楽しませたいという2人の気持ちの方が数倍嬉しいし、そこに集中して欲しい気持ちもある。今年はこちらももっと強くならなくてはなと思った瞬間でもあった。

新しく、希望に満ちた5周年ラストの企画。楽しまない手はない。

 

▶︎ 24年初頭に想うこと

こうしてファン目線で振り返ってみても、グループのこと、個人のこと、事務所のこと、最後の最後まで怒涛の1年だったが、今年もKing & Princeと共に新しい年を迎えることができて、幸せだなと思うことに変わりはない。

King & Princeは2024年も、そしてきっとその先も走り続ける。振り落とされないように、必死に並走していきたいと思う。

 

過ぎ去ってしまった2023年のKing & Princeへ。

この1年で何度「ありがとう」を伝えた(思った)か分からないけれど。

改めて、大事な時間、気持ち、思いやり、言葉、プライド、楽曲やパフォーマンスをありがとう。

2人になってからも、King & Princeの全てを『正解』にしてくれてありがとう。

「首洗って目薬さして、2024年を待ってて」と言われたことを思い出したけど、その言葉をそのまま返したくなった。

今年はこっちが1回でも多く「ありがとう」を言うと決めたから。

首洗って目薬さして待つのは、そちらもだよ。

 

2024年、King & Princeに沢山の幸せがありますように。